2026年8月18日火曜日

2026年 8月23日(日)礼拝ライブ配信 

 時間:10時30分~


 

説教=「上のものに属しなさい」    
井上隆晶牧師

聖書=ヨハネによる福音書8章21~25節
讃美=21-524番、21-510番  
頌栄=21-27番   
  
可能な方は讃美歌をご用意ください。ご用意できない方もお気持ちで讃美いたしましょう。

礼拝当日、10時30分より

礼拝のライブ配信を致します。

当日のライブ中継のリンクは、
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方法は、こちらのページをご覧ください。

【説教要旨】
❶【イエス様が去ってゆかれると】
イエス様はユダヤ人たちに「わたしは去ってゆく。あなたたちはわたしを捜すだろう。だが、あなたたちは自分の罪の内に死ぬことになる。わたしの行く所に、あなたたちは来ることができない。」(ヨハネ8:21)と言われました。ユダヤ人は地上でせっかく人となった神(天国)に出会ったのにそれを無駄にしてしまいました。イエス様が去れば誰も救われません。光が去れば闇が支配し、命が去れば死が支配し、知恵が去れば無知が支配し、神が去れば悪魔が支配します。イエス様が近くにいる間に、救いを確かにしなければなりません。恵みはいつまでもあるわけではないのです。「見よ、あなたから遠ざかる者は滅びる。…わたしは神に近くあることを幸いとする。」(詩編73:27)

❷【この世に属すると死ぬ】
続けてイエス様は言われます。「あなたたちは下のものに属しているが、わたしは上のものに属している。あなたたちはこの世に属しているが、わたしはこの世に属していない。だから、あなたたちは自分の罪のうちに死ぬことになると、わたしは言ったのである。」(8:23~24)「下のもの」とは「この世」のことです。イエス様は「上のもの」、すなわち「神の国」に属していますが、ユダヤ人たちは「この世」に属しています。だから彼らは自分の罪のうちに死ぬことになると言われました。上のものに属さない限り、あなたは死ぬというのです。この世とは何でしょう。この世は、神のいない世界です。人間はこの世から神を追い出したのです。人間だけの世界、すべてを神抜きで考えようとする世界です。人間が主人であり、人間がこの世界を支配し、自分の思い通りに資源を使い、神に聞くことなく、自分で裁き、神を恐れません。神のみが命なのですから、神から離れたこの世は死んだ世界なのです。地上には人の罪が溢れ、死が溢れています。しかし真の命は天から降ります。この命こそキリストです。この命に結ばれて生きる人は死から命に引き上げられるのです。

❸【わたしはあるということを信じなければ死ぬ】
更に「わたしはあるということを信じないならば、あなたたちは自分の罪のうちに死ぬことになる。」(8:24)とイエス様はユダヤ人に言われました。「わたしはある」というのは、モーセに現れた神の名前です。モーセが神の名を尋ねたとき、主は「わたしはある。わたしはあるという者だ。」(出エジプト3:14)と答えられました。この神だけが使う名前をイエス様はご自分に対して使われたのです。隠れていた神は、今イエス・キリストという姿で現れたのです。ここでイエス様は「私が神であるということを信じなければ、あなたがたは死ぬ」と言われたのです。
私は今日「上のものに属しなさい」という話しをしています。上のものに属するとは「神の国に属する」ということです。私たちは洗礼によってキリストと共に葬られ、この世に死んだのです。死んだだけでなく、復活して神の国に属する者とされたのです。肉体はまだこの世にありますが、国籍は天にあります。それはまた「主人が変わった事」でもあるのです。私たちは二人の主人に同時に仕えることはできません。片方の目で天を見、片方の目で地上を見ることができる人がいるでしょうか。どちらかなのです。キリストを主人としたのですから、地上の主人に仕えてはなりません。だから初代のクリスチャンたちは地上の皇帝を拒否し、喜んで殉教したのです。この世に目的地はありません。この世は神の国に行くための手段に過ぎません。アトスの修道者はこう書いています。「私にとって、この世はエレベーターのようなものです。私はエレベーターの中に滞在しません。私は天に行くためにしか、ここにいないのです。私はエレベーターの中で眠りません。私は戸口で待っておられる方のことを思っているのです。」初代教会の信徒たちは、信仰とはこの世に死に、神の国に生まれることだとはっきりわかっていました。この世は過ぎ去ります。永遠に残るものにこそもっと時間を使うべきなのです。キリストに属する者、天の国に属する者として賢くこの世を生きましょう。